【鼻・鼻周りのニキビ対策】原因から改善策、跡ケアまで

【結論】
鼻ニキビは、皮脂の過剰分泌や毛穴詰まり、外的刺激、生活習慣の乱れなどが絡み合って発生します。痛みを伴う場合や治りにくいケース、赤く腫れた状態、膿がたまる進行度までさまざまなタイプがあり、早期適切な対処と長期的な生活改善が大切です。
- 鼻ニキビの原因と肌質特性
- 治らない・痛い・赤いなど状態別の対処法
- 跡が残る場合や膨らみ改善への対処
- 効果的な薬やセルフケア方法
- 再発防止のための生活改善ポイント

パートナーID:129/パートナー名:まり
ニキビの中でも鼻ニキビは治りが遅く、目立つため厄介ですよね!私も月に1度はできていた時期があり、長く悩まされていました。今回は同じような悩みを抱えている方に向けて記事を書いています。
マッチの肌質診断がまだの方は、こちらから肌質診断してみてください。
鼻ニキビの主な原因と特徴
鼻のニキビの原因


鼻は皮脂腺が密集しており、皮脂分泌が活発です。そのため、毛穴詰まりが起きやすく、赤く腫れやすい傾向にあります。さらに、花粉・ホコリなど外的刺激、乾燥やマスク摩擦などによりバリア機能が低下すると、炎症が進行しやすくなります。
鼻のニキビの特徴


毛穴が詰まる初期段階では痛みを伴わないこともありますが、深く炎症が進むと痛い状態へ移行し、膿がたまって黄色味を帯びたり、赤いまま治らないなどのケースが増えます。
鼻ニキビの状態別の対処
鼻ニキビが痛い場合


痛い状態の鼻ニキビはすでに炎症が深まっているため、抗炎症作用を持つ化粧品や外用薬の使用が有効です。刺激の少ない製品を選び、清潔な状態を維持することで、炎症を抑え、回復を早めます。
鼻ニキビが治らない、繰り返す場合


長期間治らない状態は、生活習慣や化粧品の不適合が影響していることが多いです。腸内環境を整える食事や就寝時間の見直しなど、内外からの改善策が重要です。
赤・黄の鼻ニキビ


赤く腫れている、膿がたまっているなどの進行した状態では、無理に潰す行為は避けてください。潰すと炎症が広がり、ニキビ跡として残る可能性が高まります。適切なスキンケアを心がけてください。
鼻のニキビ跡


跡や膨らみが残る場合
ニキビ跡は、色素沈着や膨らみなど形状的な変化を伴うことがあります。ターンオーバーを整え、バリア機能を高めることで、徐々に目立ちにくくすることが可能です。
セルフケアでの改善方法
低刺激の化粧水や美容液を使い、皮脂バランスや角質ケアを行いましょう。また、過酸化ベンゾイルやアダパレンなどの成分を含む化粧品で毛穴詰まりを緩和し、再発予防に繋げることも効果的です。
過酸化ベンゾイルとは
過酸化ベンゾイルは、古くからニキビ治療に用いられてきた成分で、化粧品よりも医薬品カテゴリー(市販薬や処方薬)に多く含まれています。日本でも医師の処方や市販アイテムで利用可能です。
【主な効果・特徴】
- 抗菌作用:アクネ菌をはじめとするニキビ原因菌の増殖を抑制します。抗生物質とは異なるメカニズムで菌を減らすため、耐性菌のリスクが低いとされています。
- 角質剥離作用:軽いピーリング効果があり、毛穴詰まりを引き起こす角質や皮脂、汚れを取り除き、毛穴詰まりを緩和します。
- 炎症軽減:菌の減少と角質除去により、炎症が起きにくい環境を整え、ニキビの悪化や再発を抑えます。
【注意点】
過酸化ベンゾイルは酸化力が強く、肌が乾燥したり、刺激を感じる場合があります。初めは低濃度製品から試し、敏感肌の方は事前にパッチテストを行うなど、徐々に慣らして使用することが望まれます。
アダパレンとは
アダパレンは、ビタミンA誘導体(合成レチノイド)の一種で、ニキビ治療に用いられる成分です。アメリカなどでは処方・市販問わず利用が拡大しており、日本でも医師の処方や市販薬として利用可能な場合があります。
【主な効果・特徴】
- 角質正常化:レチノイド様作用により、毛穴周辺の角質細胞のターンオーバーを促し、過度な角質蓄積を防ぎます。これにより毛穴詰まりが解消しやすく、白・黒ニキビの初期段階を改善します。
- 炎症抑制:間接的に炎症因子を抑え、赤ニキビや進行したニキビが悪化しづらい肌環境を整えます。
【注意点】
アダパレンは初期使用時に軽い刺激や乾燥、赤みを感じることがあります。過度な使用や濃度の高い製品をいきなり使うのは避け、肌状態に合わせた用量・頻度を守ることが重要です。
再発防止のための日常ケア


- 食生活・睡眠習慣改善:ビタミン・ミネラル、食物繊維を多く含む食事で腸内環境を整え、十分な睡眠で肌代謝をスムーズに。
- ストレス軽減・運動:適度な運動やリラックス法でストレスを抑え、ホルモンバランスを整える。
- 正しいスキンケア:過度な洗顔や刺激を避け、保湿とバリア強化を重視することで、鼻周りを安定した状態に保つ(自身の肌質に合わせたスキンケアを必ず実施してください)。
まとめ
鼻のニキビは皮脂腺密集や外的刺激、生活習慣などさまざまな要因が絡むため、状態ごとに適した対処が求められます。痛みや赤み、膿がある場合には刺激を避けてください。